2012年5月20日日曜日

【12bitサンプラー】Roland S-550についてのメモ【衝動買い】

特に新しい事は書いてありません





<使いこなせる気がしない>


という訳でRoland S-550(付属品全く無し)をIYHしました。お値段\1280。まあこんなもん?

そろそろ聞き専から機器専に進化したい今日この頃。駄菓子菓子置き場が…

しかし7.7kgの2Uラック音源を手で持って家まで運ぶのはすげぇしんどかったぞ…





<スペック>
発売:1988年
音源形式:デジタルサンプラー
フォーマット:12bit 30kHz/15kHz
サンプリング可能時間:7.2秒*4(30kHz) / 14.4秒*4(15kHz)
出力:ミックスアウト*1 / パラアウト*8
記憶媒体:3.5インチフロッピー(2DD)*1 / SCSI接続の記憶媒体(HD5-IF使用時 ただし80MBまで)
寸法:482(W)x400(D)x88(H) (mm)





<使うにあたって>
詳細だのなんだのはローファイ サンプラー マニアックスさんを見ればだいたい書いてある。

システムディスクはRoland USよりRoland UKのftp鯖の方が探しやすくておすすめ。

ちなみにWindows7 SP1はなんかフロッピー周りがアレだがformat A: /t:80 /n:9で2DDのフォーマットは可能。イメージはSDISKWでちゃんと焼ける。
私の場合なんか書き込めない、って警告出たけど不良セクタを自動的に飛ばすをチェックしてからやったら書き込めた

2HDの穴塞げば2DDに偽装できるがおすすめしない。ちなみに2DDはラジオデパート一階のPC-98積んである店に売ってる(表には出てない)。一枚\500もするぞ!


…書き込み禁止穴が開きっぱなし、メーカーがドライバかなんか焼く用FDのデッドストックだったのでそこらへんは各自対処してください('A`)

モニタが無いとなんもできないのでパチンコ用液晶で作るかUSBのアナログ入力買ってモノクロで繋ぐかしないといけないようだ…S550EDITでも録音操作は無理そうだし。




<メモ1:まずは電源を入れたい>
電源インレットが2ピンの奴でPCとかの電源ケーブルは使えない。独自じゃなくてIEC60320 C10というちゃんとした規格に則ったインレットだったりする。

電源ケーブルが付属してない場合はドフジャンク漁るかインレット交換してしまえばいい。IEC60320 C14ってのがいつもの3ピンだ。


端子に穴開いてる奴がハンダ付けしやすくていい感じ。秋葉原で\147だった。勇者の方々はオヤイデの174-R辺りに挑戦していただきたい(ぉ
一番電気伝導がいいのはメッキ無し銅そのままなので本当の勇者はケーブル直出しに挑戦して(ry

ちなみに240V版のS-550は最初から3ピンらしい。覚えてても損はしないが得もしない(´・ω・`)





<メモ2:中身が気になる>
まずサービスマニュアルはスキャンした奴がググれば出る。ICの名前でググると結構簡単に出てくるぞ!

CPUボードはこんな感じ。ICの詳細調べるのに徹夜したのはきっと無駄だ!('A`)


74なロジックiCはサービスマニュアルと違う奴だけ載ってる。載ってないのはほとんど74HC04(HEX INVERTER)。

結局三菱M60003A(図では6003になってるorz)とNECμPD65006の詳細がわからんかった…ググると詳細不明になってるμPD60011はあっさり出てきたんだけどなぁ。

FDDは東芝ND-3525-A…と思ってたらND-352S-Aだったようだ('A`)ザ・読み間違え。

世界初のラップトップPCことT-1000に使われたFDDと同じらしい。海外では再生品が売ってたりするぞ。
ちなみにHxC Floppy Emulatorに交換してしまうと捗るらしいぞ





<メモ3:壊れても泣かない>
世の中のDTMerはあんまりこういう改造とかしたがらないイメージがあるけど一応。オカルトかどうかは自分で決めろ。
ギター少年/少女はエフェクタいじり倒してるというイメージは間違ってるんだろうか

製造から20以上程経過しているのでそろそろ電解コンデンサが危険(主にシール)と思われる。旧ロゴのサンヨー(多分標準品)とニッケミSMEとかいかにも古いぞ!

ちなみに使用されてる電解はこんな感じだった↓

【CPUボード】
50V 1μF :31
16V 10μF :1
25V 10μF :7
16V 100μF:2
16V 220μF:3

【電源ボード】
16V 10μF :1
16V 100μF :3
35V 1000μF:2
25V 6800μF:1

アナログボードは外すのめんどくさくて略。気になる人はオペアンプ近辺の1μFをフィルムコンに換えてみては?

オリジナルと同じじゃないとダメな人は秋葉原某所に新品の当時モノが転がってるのを確認したので頑張ってください(ぉ

オペアンプは一応全部ローノイズ品。TL72に換えるとかしなきゃまあ大丈夫だろうけど。LT1364とかめんどくさい連中は使わない方が…

M5238はTL082系列だそうだがOPA2604やOPA2134辺りで大丈夫っぽい?個人的にはExcalibur(TLE2142)が厨二っぽくておすすめ!(ぇ

μPC4570は4558系列のローノイズ品…つまりMUSES02にでもしときゃいいという事だろう。

NJM5534DはNE5534APにでもしとけばいいと思う。NJM5534DDの方が安いけど。

コンデンサやオペアンプ交換したらオフセット調整頑張ってください。サービスマニュアルにやり方は書いてあるけどなんか方法がアバウトすぎる…

FDCのWD17728MHzから16MHzにOCすることで2HDが使えるとか

ATARIな方々には有名な改造らしい。案の定日本語で書いてページが見当たらない。

書き込み動作を二倍速にすれば2DDの二倍のセクタ数の2HDがいけるという道理か。まあOSが2DD決め撃ちで2HD使えないだろうが…

READY信号を生成する奴も作ればFDD選びには困らない?ブロックダイヤグラム的に常時READYだと動かないっぽいぞ。

HD5-IFは部品点数少なくて自作できそうだとかなんとか。80MBのなんと広大なことか!!('A`)

液晶はバックライトとかそういう問題じゃないので部品取りを用意したほうがいいかも。スイッチは接点復活材で頑張ってください。ボリュームも(ry





<メモ4:隠しモード>
日本語で書いてあるページが無いのでメモ。こういう機材によくあるテストモード的な隠しモード、Hacker Modeの入り方。

ユーティリティディスク(ver.1.01以上)で起動した後、次の順でボタンを押す。

FUNC → MENU → 十字キーの↓ → EXECUTE → MENU → 0 → DEC/NO

そうすると画面にHacker Modeと表示されるので、UTILITYを押してFDからメニューを読み込む。

読み込んだらTHE TESTを選択。これでHacker Modeに入れる…そうです(モニタが無くて試せない

このモードだとMIDI Sample Dump Standardでのサンプル転送が使えるらしい。原文でも「多分」になってたけど…

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