2020年11月13日金曜日

【自分用】レイノルズ(Reynolds) リム重量メモ【雑書】

レイノルズ ホイールの系譜(テキトー)
全部700Cチューブラー。ソースはぐーぐる先生。
ちなみにHZ~って表記は中国のHangzhou(杭州市…Reynoldsの製造元だったMaclean Quality Compositesの工場がある)から来てるっぽい。
ReynoldsはMacLean-Fogg傘下のMaclean Quality Composites(現Rock West Composites?)の自転車部門だった。現在はHayesが親会社。





【SV(Shallow-V)系列】
Cirro SV
2004年モデル 23mmハイト 公称280g 実測255g
KOMの下位?(Regular Modulus) ENVE時代の25と同じ位重いので軽量かどうかは怪しい。
ちなみに中抜き文字でReynoldsとしか書いてないハブもホワイトインダストリー製らしいはAutotecなる謎のハブとのこと。
作ってるのはHADLEYらしく、フリーボディはおそらくEastonのM1/X4かR4用が使えるかも…とのこと。
ただし、10sフリー用加工済み11sスプロケ(11-28)でもRDのプーリーケージが接触しそうだったのでR4用11sフリーだとつらそう

Cirro SV KOM
23mmハイト 公称220g 実測213g
Edge 25(公称195~215g)やax-lightness Ultra 25T(公称195g)には劣るもそこそこ軽量なローハイトリム。
ブレーキ面がかなり熱に弱い(ブラックプリンスでも怪しい)ので、シューはENVEのクラシックリム用位しか使えないらしいです。
ちなみにLEWっぽい補強はレイノルズ曰くバルブ穴の補強とカウンターウェイトであってパネル接合部の補強じゃないそうです。
TuneがこのリムとMig/Magで組んだホイールを売ってたらしい…がステッカーの表記がKOMのみなっていた模様

KOM
23mmハイト 公称215g? 実測200~220g
LEWっぽい補強が無くなったバージョン
レイノルズのロード用としてはKOMが最後のローハイトモデル?



【MV(Mid-V)系列】
Cirro MV(MV32)
2004年モデル 32mmハイト 公称285g
LEWっぽい補強が付いたMV32もあるらしい…リネーム?

MV32T
32mmハイト 実測305g
LEWっぽい補強が無くなったバージョン。
もしかして:のむラボホイールプレ6号

MV32T UL
32mmハイト 重量不明
LEWっぽい補強が付いた時代の軽量バージョン。

MV32T ULR2
2010年モデル 32mmハイト 公称215g(240g?) 実測236g
Wheelbuilder.comに書いてあった公称重量がアホみたいに軽い。
R2はハブをKTハブに変更した廉価版。クリンチャー版は価格破壊レベルで安かったらしい。

Thirty-Two
2011年モデル 32mmハイト 公称260g 実測263g
ブレーキ面がバサルトスクリムクロス(ガラス繊維?)からCTgになってSLGが付いた。その結果ちょっと重くなった。
クリンチャー版(公称380g)はAttackにリネームされた模様。

DT Swiss RRC425F/525R(後期型?) → RRC32T Dicut
32mmハイト 実測276g未満
リムはレイノルズ(HZなんちゃら)なので…
名前の通りフロント425g、リア525gという軽めのホイール…だったのはリムがMV32T ULそのものだった初期型の話。
何故か前後の公称は955g(リムは推定195~221g)だし、手持ちの後期型?は実測F492/R619だし、元ネタのMV32T ULは前後1040gだしで信憑性は無いけど
425F/525RのCTg/SLGリムでハブが240sなバージョンはカタログには載っていない。SUPERSIX EVO ULTIMATE(2012モデル)の付属品だった模様。
ちなみにリアは全エアロライト(白)をヨンヨン組みでDS/NDS共に編んでる…DTのペイントスポークは編むの禁止じゃなかったっけ?
もしかして:のむラボホイール6号(285g)
追記:Thirty-Twoは2012年モデルから重くなっている(2011年:1066g 2012年:1091g)ので、2012~2013(ストレートプル版 実測283g)はコッチみたいですね…



【DV(Deep-V)系列】
Stratus DV (DV46T)
2004モデル 46mmハイト 公称350g 実測355g(Stratus DV)/346g(DV46T)
Regular Modulus版。この時代の推奨ブレーキパッドはKOOL STOPのBlackらしい…アルミリム用じゃ?
後にイエローキングも追加されてたけど今はブラックプリンスやカンパのシューでいいと思います
なお1.25が195gだった時代のEdgeは専用シューがイエローキングだったそうな。そら重くなっていくわ…

Stratus DV UL (DV46T UL)
46mmハイト 公称280g
ENVEの1.45並に軽い軽量バージョン。F16/R20の他にF12/R16とかいう狂気の少スポーク仕様もあったらしい。
LEWっぽい補強が付いたDV46T ULもあるらしい…リネーム?
どうでもいいがReynolds(鋼管じゃなくてCompositesの方)の創業者が2008年に起こした会社がEdge Composites、今のENVEだったりする

DV46T UL
2010モデル 46mmハイト 公称300g 実測310g
LEWっぽい補強が無くなったバージョン。
公称240gって書かれてる所もあったが…それってLEW VT-1+B(46mmハイト 250g以下)の間違いでは?

Forty-Six
2011モデル 46mmハイト 公称330g 実測327g
ブレーキ面がバサルトスクリムクロス(ガラス繊維?)からCTgになってSLGが付いた。その結果ちょっと重くなった。

DV46TDV46T CrossDV3K/TAssault/T
46mmハイト 実測363g
LEWっぽい補強が無くなったバージョン。
DV46T Crossは丸スポークになった版。DV3Kは更にコスメが3Kカーボンになった版(ハブは基本KTでDTのもあったりする)。
Assault(初代)は丸スポークでKTハブの廉価版。私のAssault/T改ディスク仕様は推定377gとなんか重い…

Assault T
2011モデル 46mmハイト 公称341g
ブレーキ面がバサルトスクリムクロス(ガラス繊維?)からCTgになった。ディスクハブ版もあるが、リムは同じなのでブレーキ面はそのまま…

46 Aero
2014モデル 46mmハイト 実測361g
ワイドリム化したバージョン。とはいえ昨今だと25mm幅は普通になってしまった…
どうでもいいけどバルブ穴のゴムやクライオブルー(CTg用ブレーキシュー)は代理店消失アンドおま国で入手不能になった模様。
同じHZ系列のレーゼロカーボンで使われてるBR-BO500/BR-BO500X1とかド定番ブラックプリンスでいいとか言わないの



【SDV(SuperDeep-V)系列】
SDV66T
2010モデル 66mmハイト 公称430g
一応ENVE2.65(ENVE時代は公称435~440g)よりは軽かった模様。

Sixty-Six
2011モデル 66mmハイト 公称470g 実測463g
ブレーキ面がバサルトスクリムクロス(ガラス繊維?)からCTgになってSLGが付いた。その結果ちょっと重くなった。



【その他】
RZR 46 (LEW VT-1)
46mmハイト 公称250g以下(VT-1リム単体)/230g(VT-1プロトタイプ)
皆さんご存じ900g以下のクソ軽ホイール。後期型はPro VT-1 Clydesdale(リム360g以下)同様1000gオーバーだしTEAM版はさらに重い
VT-1のプロトタイプtuneハブ版シマノフリー(リム230g)は前後セットで公称820gだったらしい
リアの両ラジアル+トルクフランジという構造のせいか横剛性は察しらしい。
シマノ11sフリーが手に入らない事が最大の弱点?
フリーボディはtune製とのこと。おそらく現行型が使用可能。



【番外:Lewのリム】
実はLew Composites(1999~2004)とLew Racing(2006~2008)の2つあってややこしい。
どちらもブレーキゾーンはセラミックコートで普通のシューが使える事になっている。Compositesの方はリム穴ドリリングだそうです。
WH-7801 CarbonのリムはLew製と言われているが、発表された頃にはどちらもネバダ州の登記簿に無いという謎。造りはLew Racing残党のEdge(ENVE)の方が近い。
PRO VT-1
20mm幅 46mmハイト 公称280g以下/250g以下 実測270g/239g
2006年に復活した2代目LEWことLew Racingのクソ軽リム。日本の代理店が入れてたのは280g以下ver.だった模様(代理店の公称は290g)
250g以下ver.は体重84kg、280g以下ver.は体重90kgまでだったらしい。
スポークテンションは推奨120kgだったりMAX100kg(280g以下)/90kg(250g以下)だったりページ内でバラバラだった模様。

PRO VT-1C
20mm幅 46mmハイト 公称360g以下
C=Clydesdale。最大体重が136kgになってかなり重くなった。

PRO VT-1 HT
20mm幅 46mmハイト 公称350g以下
HT=High Tension。少スポークをバキバキに張る用の強化仕様。
ラインナップは8/10/12/16H。スチールスポークで8Hとか成立するんか?

PRO VC-1
20mm幅 46mmハイト 公称380g以下 実測362g ※クリンチャー※
2008年当時にまさかのフックレスリム。なおビードフック周りの成型はかなり雑

TOTW
?mm幅 ?mmハイト 公称?g以下
2008年モデルの新リムらしい。flat rimsって書いてあったのでローハイトリム?
20/24Hで単価$1,000って事以外出てこなかった。あとなんかディスクホイールもあったらしい。

Sydney
17.5mm幅 43mmハイト 公称290g 実測285~289g
Lew Composites時代のリム。重量からしてGraphite Lew USAとしか書いてないリム(ラベルにはNYTROとある)もコレ?
Lewより前のXNG!時代のリムもコレ?遡ると1998年に43 Msiなるリムが出ていたらしい。
ちなみにLew曰く正確には43.3mmハイトだそうな。某所で見たGraphite Lew USA時代のリムも実測そんなもんだった記憶が…
2001年にLew compositesはMacLean Quality Composites(Reynoldsの製造元)へ売却されていたらしい。Lew Racingも2008年末に爆発して人員と設備はEdge Composites(現ENVE)に合流したそうな
その際にポール・リュー本人は自分の特許ごとMacLean-Fogg(Reynolds)に移ったので、特許絡みで訴訟やってたらしい

Palermo
17.5mm幅 43mmハイト 公称340g
Sydneyを頑丈にしたClydesdale相当。体重80kg以上の人向け。
ロード/トラック向けがF16/R20、練習用はF12/R12だったらしい…練習用とは?
ちなみにGraphite Lew USA時代にリムが370~390gの完組があったそうな。

Atlanta
17.5mm幅 34mmハイト 公称280g
Lew曰くクラシックデザインなリムとのこと。元々34 Msiというリムが1996年頃からあったらしい。
見た目はステッカー以外Cirro MVと同じらしい。補強もCirro SV同様に薄い。
ちなみにクリンチャー版(公称350g)は自称、世界初のフルカーボンクリンチャーリムとのこと。

KoM
17.5mm幅 ?mmハイト(25mm位) 公称180g 実測204g
Lew版KOM。体重制限MAX80kg。2001年の特注リムが700Cが200gから、650Cが180gとなっていたので公称180gは650C版の方な気がする…
Cirro SV KOMより軽いが、幅が狭いので19Cまでが限界らしい…が、公称は最大30Cだとか。