スイッチング電源の発振周波数を可聴域外まで上げる改造(ピー音対策)はスルー…の予定
<メモってみる>
12Vを作ってるモトローラMC34063(DC-DCコンバータ)の発振周波数は3番ピンの静電容量で決まる。
LXU-OT2でいうとC11。コイツの容量を下げる事で発振周波数を可聴域外に追いやるという改造が流行してるようだ。
しかしパスコンが47μFの電解、しかもよくわからん奴が一発じゃあ…ここは高分子固体電解やPP、PPSフィルムの出番だろう(よくわかってない)
詳しい計算はNJM2360/NJM2360A 設計補助プログラムを使用すると楽だと思う。
その他にもケース無し貧弱GNDでPCの周りで使ってるが故の外来ノイズも結構あるらしい。
ちなみにゾーベル入ってない&帰還抵抗が3.9kΩらしいのでLT1363/1364は何も考えずに使えるようだ。
ループ外に抵抗入ってるとはいえ発振しやすいオペアンプは定数変更が必要かも
2倍だからOPA637*2は定数変えないとダメだね。つか12V単電源で使えるのか?
<いじってみる>
クリスマスに若松からプレゼントが届いたよ!(代引)
でも肝心のVRとオペアンプと松下ECHU(チップ型メタライズドPPS)が届かない!発送が25じゃ届くのいつだよ!?
その間にケースを作れと…面倒だから段ボールに銅板とゴム板でこしらえるか?(それすら面倒
とかやってる間にSW電源の周波数上げ改造やコンデンサを全部FGとか何故かMUSE KS(?)に交換する人が…
抵抗値変更でSW電源の出力を16Vまで上げたり外部電源化する人も結構いたよ
とりあえず届いた部品でできる範囲を交換してみた。
見た目ほとんど変わらないね!抵抗がニッコームRP-24Cになった位しか変わらないよ!
コンデンサはC16,C21,C31,C88に最悪の電解ことELNA ROA"Cerafine"をチョイス。
他の人と被らない音響用電解なんてROBとコイツ位なもんだろうというチョイス。世の中ASGすら被るとか怖い。
NJM4558D直後のカップリングはニッケミAVF 16V 22μF。その裏側に…
富士通製スチロールコンデンサ 50V 220pFを追加!取り付けミスってむっちゃ汚い!
D-110改造に使った奴の残り。若松にあった最後の220pFなのに…(´・ω・`)
本当はECHUを使う予定だったんだけど何時到着するかわからないんだもん仕方ないじゃない!仕方(ry
でもってC45,C32はECHU待ちで交換できず。電解はてるみ大好き東信UTSJを使用予定。
(手元にELNA ROE"DUOREX II"もあるが使いたくない)
ちなみにステレオ誌上でラックスが改造に使ったコンデンサは東信UTSFがベースと思われる。
一般経路に出てこない金メッキOFCリードのアレですよ。容量違うだけだったらUTSKかもしれないけど…
<さらに改造してみる>
12/26にオペアンプとパスコン、VRが到着したのでさあ続きだ!
オペアンプは厨二っぽいプロセスで製造されるTLE2142。地味だけど低電圧で動いて性能も高いいい子。
"Excalibur Low-Noise High-Speed Precision Operational Amplifiers ."
VRは高音質と言われるRD925GのAカーブ20kΩ。ノブはビスパのBSP-NV1615-MSLSをチョイス。
+12V系には安定のニッケミKZH。しかし220μF注文忘れで急遽UTSJで代用。
おまじない程度にC4のKZH 35V 100μFへD-110改造の余り物、東信UPZ 100V 4700pFをパラる(裏面)。
でKZHを取り付けようとパスコンを外す作業中に誤ってコテがスチコンにHIT…即死でした(´・ω・`)
+6V系は注文し忘れてそのままに。SW電源のノイズに負けるな頑張れCapXon(棒
最後にヘッドホン出力のカップリングを交換。しかしてるみはここである事に気付いた。
220μF(C32,C45)…?という訳で速攻発注。
日本ケミコン AWJ 16V 220μF*10!
某所で1個\800のアレですよアレ!若松のSILMIC IIα 50V 1000μFよりは安かったけどね!
しかし届いたAWJを見てみると…
なんかフォントが違う…?いやリードやたら太いし外形寸法はカタログと同じだから大丈夫だろう!
という訳で無理矢理実装した結果がこれだよ!!
うーん色合いが地味。ニッケミ音響用と105℃品は茶色だからねぇ。ARAも黒金だし。UTSJが浮いてる…
ニッケミ音響用は意外と売ってるので探してみよう。過去にはボントンにAWF 50V 1000μFが出てたとか('A`)
ちなみにECHUは取付に挫折して断念したらしいよ。チップ無理…
<聴いてみる>
AWJで交換して再度鳴らしてみる。エージング無し。構成は前回と同じ。
一応、最初に部品交換してからAWJ届くまで鳴らしっぱなしでエージングしてたけどAVF+スチコンふっ飛ばして交換したし(涙目
まずはピー音&ノイズ。ATH-A500じゃボリューム全開までやらないと判らん。PC側音量が9%なんだけどさ…
ギャングエラーはハンダ時に最大音量側を犠牲にした為、実用域では全然無い。
音質はピラミッドかつ聴き疲れしない音へ。上下も出てない訳ではなく丁度いい感じに。
ノーマルの高音が刺さる感じも最初に交換した時の低音不足も解消。なにより音の広がりが全然違う!
これがTLE2142のおかげなのかRP-24Cのおかげかコンデンサのおかげなのか不明。AWJすげぇ(プラセボ
実家帰省するまで鳴らしっぱなしにしてエージングかけとこうっと。
<一週間後に聴いてみた>
一週間以上偏った曲を再生放置してエージングしてみたよ。
ちなみにホワイトノイズが欲しいならWaveGene使えばいいよ。MP3はどう頑張っても不可逆圧縮ですので…
環境は今まで通りATH-A500(HP-A1000化&P-3.5G 4mm化)。
比較対象はSoundBlaster X-Fi TitaniumHD(オペアンプ純正)。
さて一週間以上放置した結果は…なんだこの高音!?(驚愕)
TitaniumHDがこもって聴こえるレベル。これがセラファインの力か…やり過ぎた感が(´・ω・`)
そして音の広がりが狭い。その代わり音の分離はやたら良好。
ハイが出てるのに音量上げまくっても何故か聴き疲れしないのは流石。広がりが弱いのは減点だな…
まあ比較に使用した曲が曲なのであんまり参考にならないね↓
川田まみ - Timeless time
MAMI - 月影のDissolve
鬼束ちひろ - 私とワルツを
HUGH PADGHAM & THE POLICE - KING OF PAIN
REDALiCE vs DJ TECHNORCH - 不思議の国のアリス症候群
bugs (Ryo Ohnuki + Yu Ohnuki) - relife, suicide, groundrainbow
クラウディオ・アバド指揮 シカゴ交響楽団演奏 エクトル・ベルリオーズ - 幻想交響曲 第4楽章「断頭台への行進」
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