※注意※
以下の内容に関しまして、私こと柏木てるみは一切の責任を負いません。
別マザーのBIOSを書き込みます(ネタバレ)。起動不能になる可能性が高い、という事が理解できない人は帰りなさい。
最低でも代替マザボ、可能であればROMライタ(SPIプログラマ)を用意してから挑戦しましょう。
更に言えば起動しても安定するとは限りません。転んでも泣かない。
※注意※
<手段と方法>
クリックすると
1.B450 AORUS MのBIOS(F60c)とEFIFLASH(MOD)を用意する
2.USBメモリをRUFUSでフォーマットしてDOSでブートできるようにする
3.DOSで起動してEfiflash B450AORM.60c /X
4.BIOS設定でGlobal C-state ControlをDisabledに変更する
5.最新版ドライバとRyzen Masterを入れて好きなように設定を変更する
6.おまけ:海外掲示板にあった戯画B350→B450 BIOS化まとめ
<説明は以上です>
1.B450 AORUS MのBIOS(F60c)とEFIFLASH(MOD)を用意する
戯画が鯖整理したのでBIOSはコチラから探してにぇ!
F60cなのは海外掲示板にF60c(AGESA1.1.0.0)までしか起動できなかったって報告があったから。
CPU差し替えてテストするのが面倒なので追試はしません。変態もAGESA1.2.0.0では起動できなかったらしいので戯画特有の問題ではない模様。
2.USBメモリをRUFUSでフォーマットしてDOSでブートできるようにする
これも検索すれば簡単に出てくるので割愛します。設定でCSMをEnabledにしないとDOSで起動できないのだけ注意
>3.DOSで起動してEfiflash B450AORM.60c /X
これは書き込みテストで最新版βBIOS入れた時の写真mod版EFIFLASHに追加されたオプション(/X:強制書き込み)でB450 AORUS MのBIOSを書き込む。
書き込みが成功すると次回起動時から起動画面がガッツポになります。
なお、しくじった場合に前のBIOSで起動できるように/DBオプションは付けてません。
ついでにResizable BARも使えるようになりますが、Radeon VIIが対応してないので動作確認ができず、GPU-Z的にはEnabledにしても無効だそうです。
※ 追記 ※
AMIBCPでResizable BARの規定値を有効に書き換えてから焼く以外の方法で有効にできないって海外フォーラムに書いてあった。
一番下のIntel I210-T1は宗教上蟹NICが使えないので使ってる増設NICです
4.BIOS設定でGlobal C-state ControlをDisabledに変更する
Zen2(3000/4000G系)以降はGlobal C-state ControlをDisabledに変更しないとWindowsが起動しません。どこだったか忘れるのでメモ:Advanced Frequency Settings→Advanced CPU Settings→Global C-state Control
これ以外の設定はお好みで。PPT/TDC/EDCを3700X相当に設定したらWindowsのデスクトップ出た辺りでブラックアウトしましたが…
あと、私の環境では/DB(メインとサブ両方に書き込み)オプション付けなかったせいか電源ケーブル抜く度に設定が飛ぶ(起動コケる→初期設定読み込み)…
毎回設定読み込みで復帰してます
成功するとB450 AORUS MってなってるのにサウスブリッジB350とかいう状態になります。
5.最新版ドライバとRyzen Masterを入れて好きなように設定を変更する
PPT下げるとブーストクロックからCore Parking入った瞬間?ブラックアウトしたので安定性は察しですね♪Zen2で最新ドライバ入れると電源プランが「AMD Ryzen Balanced」がデフォにされますが、Zen3だと「バランス」が推奨なので変更を忘れずに。
Ryzen Masterが「新しいバージョンがインストール済みです」って出る場合はコチラ
6.おまけ:海外掲示板にあった戯画B350→B450 BIOS化まとめ
ちなみにRenoir(4000G系)を使いたい場合はF60fを使えばいいそうです。F60eも1.1.0.0 Patch Dなので多分動くかと。B350に最新AGESA降ってこないしResizable BARも来ないのでB450化した方がしあわせになれるのでは?Zen2 CPU(3700X)であれば最新版でも起動できたので…
GA-AB350-Gaming 3 → B450 Aorus Pro
GA-AB350N-Gaming WIFI → B450 I AORUS PRO WIFI
GA-AB350M-D3H → B450 AORUS M
<完走した感想ですが>
B450のBIOS書き込んで起動できてしまい、退路を断たれたのでRyzen 9 5900Xを買っちゃいました…預金残高にダイレクトアタック!
シリアル隠しに使ったのは推しの名刺→花咲アヤメ
そして上記の通り「一応」動作はしたんですが…ブラックアウトした際に一度Win10を吹っ飛ばされました(しろめ)
prime95を停止して2秒後位にブラックアウト、再起動後にドライブレターがシャッフルされるわファイル壊れるわで起動不可に…バックアップは大事!
環境再構築後に色々テスト(素の設定だとライザ2やCoD:MWRですらブラックアウト再起動)してみた結果、
とまあブースト(Core Performance Boost)を無効化しないと安定しない、という悲しい結果に…しかもこれでもメモリ1.344Vまでドロップしよる…GA-AB350M-Gaming 3にてRyzen 9 5900Xが簡単にブラックアウトしなくなったので設定メモ
— 柏木てるみ (@_Thermit) June 5, 2021
Core Performance Boost:Disabled
Global C-state Control:Disabled
Dynamic VCORE SOC(DVID):+0.078V
DRAM Voltage (CH A/B):1.370V(G.SKILL F4-3200C14Q-32GTZ)
GIGABYTEのB350/B450にはLoad-Line Calibrationが存在しないので、ドロップを見越してオフセットで盛るしかない
1:1 3200MHz動作なのにアンコアの電圧を上げてるのはWHEA-Logger イベントID:18 Bus/Interconnect Error対策…なんだけど効果あるのか不明。
5950Xによくある初期不良の症状なんですが大丈夫なんですかね?ちなみにCache Hierarchy Errorの方が回数多かった模様
そしてブーストを無効化した状態でさえ…
サイズ超天ではprime95回すと80℃オーバーで安定('A`)というか定格でもTDCとEDCリミット到達しとるが
超天の名誉(?)ために書いておくと、Dynamic VCORE(DVID)を0.066Vだか盛ってるのを解除したら79℃で安定しました
最後に同一マザー(しかもB350)でZen→Zen2→Zen3(ブースト無効)と今までCrystalMark 2004R7を回してきた結果を。
…なんかZen3だけ異常にメモリのスコア高くない?(困惑)
ちなみにCPB及びPBO有効時のスコアは1248242でした
<2021/12/27追記>
なんかブロックかかっててZen3(5000シリーズ)は起動できないとのこと。なんだぁ…
<2022/02/28追記>
遂に公式がZen3対応βBIOSを出しましたが、一般公開されてない(直叩きすればいける)のとC6ステート使えない等の不具合があるそうな。
GA-AB350M-Gaming3:T51c GA-AB350-Gaming3:T52d
<2022/05/06追記>
公式が5800X3D正式(?)対応のβBIOSを出したので、素直にこっちを使った方が…2000シリーズCPU非対応?
T5xxでも5800X3Dは対応していたがブースト無効だったとのこと
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