残念だけど液晶はピンピンしてるんだ(バックライト交換はスルー
<エディットさせる気無いだろ>
神奈川最後の買い物でRoland D-110を購入。ジャンク\1050なり。
[購入直後の画像が無い]
ジャンク品とだけあって、
①電源スイッチが無い
②ボリュームノブがヘシ折れてる
③外装傷だらけ(一部錆びてる)
という状態。ご覧の(ry
<スペック>
発売:1988年
音源形式:LA音源
ROM容量:4Mbit
D/Aコンバータ:16bit
出力:ミックスアウト*2(L/R) / パラアウト*6
記憶媒体:メモリーカード(M-256D/M-128D)
寸法:482(W)x266(D)x44(H) (mm)
<修理しないと使えない>
まずは簡単に修理できるボリュームから。はんだこてあれば楽勝ですし。
使ったのはLinkman(マルツ)のRD925G-QA1-A503(2連Aカーブ50kΩ)と11X12HTS。
サクっと交換するとこんな感じに。バラし方は見れば判る!(はず
そんなに違和感無いんじゃなかろうか。音質に定評のあるVRだが元を知らないのでわからない。
どうやったらこんな折れ方するんだろうか…
ちなみに純正ノブの部品番号は#22485149でボリュームは#13279873。ノブなら残ってるかもしれないとか。
お次は電源スイッチ。軸は生きてるので押す部分と接続用の軸をでっち上げる。
こっから先は広島での作業。貴重な土日がもったいないとか言うな。
使ったのは木材とABS樹脂のパイプ。ちなみに樹脂の板材の方が加工しやすいとか。
木材はホームセンターのおっちゃんに無茶言って17x17x30に加工してもらった。鋸すら持ってないんです('A`)
パイプを25mm位に切断して木材に穴をタップハンドル+φ5.6鉄鋼用ドリルで開けて突き刺して完成。
…ボール盤欲しいなぁ。
でこんな感じ↓に仕上がる。今度黒く染めよう(´・ω・`)
軸側が7mm位あった(計測ミス)ので無理矢理拡げてガムテで固定。うーん廣島クオリティ(ぇ
これでようやく動作するようになったが…正直置き場無いしどうしようか?(ぉ
<よろしいならば実験台だ>
そしてハンダ作業の実験台として使うという暴挙に出る。一応名機だけに壊すとすげぇもったいない…
部品を交換するのはミックスアウト(L/R)近辺。平滑コンは高価だからスルー。
出力周りはざっくりと書くと、
NJM072D(バッファ/サンプルホールド)→μPC4570C(反転増幅)→μPC4570C(反転増幅)→VR基板→出力
になってる様子。ちなみにパスコンは電解25V 220μFのみ。セラミックは帰還抵抗にパラ…
部品はこんな感じに。μPC4570Cはそこそこ評価が高いと聞いてそのまま。
NJM072D→OPA2134PA
三洋不明無極性16V 10μF→ニチコンMUSE ES 16V 10μF
三洋不明85℃品25V 220μF→東信工業UTSJ 25V 220μF
不明セラミック220pF→富士通スチロールコンデンサ220pF
不明フィルム1000pF→東信工業UPZ 1000pF
不明フィルム3900pF→東信工業UPZ 3900pF
不明フィルム4700pF→東信工業UPZ 4700pF
不明ジャンパ線→アムトランス金メッキOFC線0.5mm
元がPCM54にM5238LでI/Vだから意味無いんじゃ?という部品を投入。
セラコンの代わりに一回使ってみたかったスチコンを使用。普通ここにセラコンは(ry
ちなみに若松で買ったが私で在庫切れた(´・ω・`)在庫48ってなってるが更新されてないだけ。
3900pFもスチコンにしようと思ったらギャレットのXiconチューブラしか売ってなかったのでUPZを使用。
ちなみに海神にサンリングの銅箔スチコンが残ってたはず。AMCH(銅箔PP)やPPSD(銅箔PPS)で代用を強いられて(ry
抵抗はLGMFSやREYに交換すべきなんだけど予算の都合でそのまま…スチコン意味無いじゃん。
でパターン剥離を2ケ所やらかしながら交換したのがこちら↓
ヘッドホン出力が手付かずなのは共立のMUSE ES 47μFが16Vも25Vも品切れだったから。
肝心の音質は…まだエージングが終わってないから評価できないよ(実際は差がわからない
<どうでもいいメモ>
D-50のラック版、Roland D-550のDACはPCM54(16bit)+ディスクリート4bitの20bitだったりする。
D-110もD-550も頑張ればデジタル出力改造出来ようが…
2012年10月21日日曜日
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コンデンサ奢ってはりますなぁ。
返信削除電源部の大きいのだけでも変えようと思ってます<__>
これガワ開けるだけで大層な部類に入りますね。バブル時ピークの設計とも言えるのでしょうか。